コンタクトレンズと水:着けたまま泳いではいけない理由
コンタクトレンズ、5分で読めます、2026年8月
オプトメトリストが最も繰り返し伝え、装用者が最も守らないルールです。繰り返すよりも、理由を説明する価値があります。
コンタクトレンズは、角膜の上に直接のせる多孔質の素材です。まわりのものを吸収し、それを何時間も目に押しつけたまま保ちます。この性質こそが快適さを生み、同時に水に触れたときに問題になります。濡れるだけでは終わらず、抱え込むからです。
実際に起きていること
無菌でない水には、必ず微生物がいます。健康な目にとって、その大半は無害です。涙の膜が数回のまばたきで洗い流し、抗菌作用のある成分も含んでいるからです。
コンタクトレンズは、この仕組みを止めてしまいます。微生物をレンズと角膜の間、温かく湿った、涙の入れ替わりが届かない空間に閉じ込めます。同時に、レンズの装用は角膜の表面に微細な傷をつくり、それが侵入口になります。
この状況で最も警戒されている微生物が、淡水や水道設備にいる自由生活性のアメーバ、アカントアメーバです。引き起こす感染症はまれですが、痛みが強く、治療に時間がかかり、視力に後遺症を残すことがあります。報告された症例の大半は、水に触れたコンタクトレンズ装用者です。
海水は、少し違う問題を起こします。塩がレンズを脱水させ、レンズが縮んで角膜に貼りつきます。貼りついたレンズを外すと表面の細胞がはがれ、まさに感染を招きやすい種類の傷ができます。
「1回の水泳でリスクが大きいわけではありません。毎回わずかにあり、ゼロにはなりません。それを現実のものにするのは繰り返しです。」
該当する水の一覧
海。塩素処理の行き届いたプールも含めたプール全般、塩素はアカントアメーバを殺さないためです。川、湖、水田。温度が繁殖を早めるジャグジーや温泉。見落とされがちなシャワー。そして飲用できるものも含む水道水。
この最後の点は、いつも驚かれます。水道水は飲むには安全でも、コンタクトレンズに触れさせるには安全ではありません。だからレンズを水道水ですすいだり、水道水で保存したりしてはいけませんし、ケースは保存液ですすいでから自然乾燥させ、水を入れたままにしないのです。

やってしまった場合にすること
コンタクトレンズを着けたまま泳いだなら、そのまま着け続けないでください。水から上がったらすぐに外し、1日使い捨てなら捨てます。1か月交換タイプなら、新しい保存液で完全に消毒するか、不安があれば交換してください。
そのあと数日は、目の様子を見てください。強くなる痛み、引かない充血、かすんだ見え方、多量の涙、強いまぶしさがあれば、早めの受診が必要です。角膜の感染症は、早く見つければよく治り、遅れると治りにくくなります。
海のそばで暮らす場合の選択肢
度付きのダイビングマスク。 シュノーケリングとダイビングには最良の方法です。0.5ディオプター刻みの既製レンズが入ったマスクと、処方箋からレンズを作るオーダーメイドのマスクがあります。
度付きのスイミングゴーグル。 プールや海での水泳向けで、一般的な度数なら簡単に見つかり、価格も高くありません。
1日使い捨てレンズを、規律を持って。 水から上がったらすぐ捨てる前提で、1日使い捨てを選ぶ人もいます。最悪ではない妥協案ですが、リスクのない方法ではなく、やはり勧められません。
ぼやけたままでいること。 短い時間の水浴びなら、矯正なしで泳ぐのが最も簡単な解決策になることが多いです。一時的にぼやけるリスクはゼロですが、感染のリスクはゼロではありません。
サーフィンの場合
バリ島ならではの話です。海水、舞い上がった砂、衝撃、手で目をこすること。この組み合わせは、コンタクトレンズにとって最悪の条件です。そもそも最初の波でレンズを失うのが、最もよくある結末です。度数の必要なサーファーは、多くの場合リスクを承知のうえで1日使い捨てを使ってすぐに捨てるか、矯正なしで海に入っています。
コンタクトレンズを見直す: オプトメトリストが実際の使い方を確認し、適した方法をご提案します。詳細は Free Eye Exams in Bali をご覧ください。
本記事は情報提供を目的としたもので、医師の診断に代わるものではありません。コンタクトレンズ装用者に痛み、充血、視力の低下があれば、緊急に医療専門家の診察を受けてください。
